闇ルビヰ會議2011基調講演に、あの「日本の情熱プログラマー」をご招待しました。

“黄昏に降臨せし情熱の者。我らの漆黒伽藍に叫びが響く。”

コメントを入手したので、ご紹介します。

「日本の情熱プログラマー」からのコメント

ずっとこの日を待ちわびてきた

光が欲しい光が欲しい光が欲しい

僕は大学生のある夏の日に、割の良い出会い系メールの返信をするアルバイトの面接に落とされた
顔写真の撮影をギリギリにしたことで面接に遅れ、その上面接官に鋏と糊を借りようとした
面接官は僕を人間の屑だと言った、出会い系だからとなめるなと
労働学生だった僕は、マジックリン漬けで指紋が溶けていく清掃員の仕事を辞めたかった
日本橋の繊維会社のハウスダストを吸うたび、先天的喘息持ちの僕のガラスの肺は容赦なく摩耗していき、仕事とは寿命を売ることだと理解した

楽な仕事がしたかった

EXCELもWORDも使えなかったけど、親父がパチンコで当てたMacで大学の回線を盗み日がな匿名掲示板に投稿していた僕はパソコンというものが何ができるものか何となく理解した
時給1200円の仕事があった。バブルの残り香のような個人事業者は僕の面倒をみてやると言った
彼は僕の初めての仕事に一週間に120シートに渡る仕様書をEXCELで書くよう命じた
僕は一日に20シートのペースでそれをこなした
DB設計も画面遷移図も何の予備知識もないままでっちあげた
それは大手を騙すための一世一代の仕事で、システムは出来上がっていることになっていた
コンペに勝ち、大金が舞い込んだ
その金で個人事業主はさらにアルバイトを増やした。同時に彼は僕にVisualBasic.NETの本を渡した

一ヶ月後、元COBOLerの社員はみな逃げていた
僕はプログラマーとして産声を上げていた

深い深い深い深い深い深い

闇の中から生まれたプログラマーよ
光を求めるしかないプログラマーよ
その両手を差し出してくれ

今宵あなたは美しい

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1件のフィードバック へ “闇ルビヰ會議2011基調講演に、あの「日本の情熱プログラマー」をご招待しました。”

  1. […] イベントタイトルが「闇」とか言っちゃってるので闇っぽいネタを用意してきたら、意外とみんな普通に2分間の枠でLTしていた。基調講演では昔の写真を晒されるし、LTのテイストは一人で浮くし、さすが「闇」を冠するだけあってタフなイベントだった。 […]

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